ジビエ(jibier)というフランス語は本来英語のゲーム(game)にあたる意味を持つ言葉でして、料理においては狩猟というゲームの成果として得られる狩猟肉=野生の鳥獣の肉のことを指すのだそうです。
西洋に限らず日本においても、ジビエはいまや大変貴重な食材である上、供給が安定しないので、飼育してから一定期間野に放ったものもドゥミ・ソバージ(仏: demi sauvage、半野生)と呼び、ジビエとして流通しています(この部分はwikipediaの「ジビエ」の項目より引用)。
つまり私たちがジビエを商品として手に入れようとした場合、大変貴重であるがゆえに高価なうえ、実は野生のものではない肉も含まれている可能性があるわけですが、西多摩に住んでおりますと私のような一般人にもたまにホンモノのジビエと巡り合えたりするわけです。
ビバ!西多摩!
ビバ!羽村です。
今回手に入れたジビエは、こぶし2つ分ほどの大きさのシカ肉でした。
日の出町で害獣として駆除されたシカの肉なのですが、私の知人Nさんがシカを仕留めた猟師さんからもらいうけ、私はNさんからもらいうけました。
Nさんによりますと、その肉は野生のシカ肉であるせいなのか、それとも駆除された経緯によるせいなのか、どうやっても堅くて食べられなかったそうです。
かなりな料理の達人であるNさんがもてあますくらいですから、私にはどうすることもできないのは明らかでした。
ですので私は近所の創作料理店Kに持ち込んで相談(ていうかお願い?)しました。
その結果、持ち込んだ2日後には写真のような「シカ肉(ジビエ)のタタキ」をおいしく頂くことが出来たのです。
かなり手をかけて作ってくれたようで、柔らかくて臭みもなかったです。
なんかもうすべての縁に感謝したくなる一品でした。
ただやはり真正のジビエとなりますと、ウイルスや寄生虫のことがちょっと気になったので、おいしく頂いてから数か月待ち、体に異変がないことを確認した上での記事のUPです。
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